1.経営理念
私たちは会社の仲間とお客様、地域社会、
その他当社に関わる全ての人たちを幸せにします。
当社は、会社や個人だけが幸せになるのではなく、会社の運営に関わるすべての人たちに幸せになっていただきたいと考えています。
私たちは人の和と板金技術の融合をもって成長します。
理想の製品は、会社の設備や技術者個人の能力のみで作られるのではなく、多くの方々の協力のもとに作られます。当社は、お客様の意見と共に、製作に関わるすべての板金技術者が意見を出し合い、協力して製品を生み出します。
想像力を創造力に変えカタチにします。
当社は、お客様の考える理想の製品(想像力)を、板金加工(創造力)で実現します。
会社名 | 株式会社鈴木製作所 |
代表者名 | 鈴木孝昌 |
住所 | 〒120-0012 東京都足立区青井3丁目32-18(地図) |
創業年度 | 昭和20年 昭和40年に株式会社へ組織変更 |
工場敷地 | 462m2 |
事業内容 | 重機製作、シャッター部品製作、コンベヤー製作、ダクト製作 電車車両部品製作、学校向け機材(椅子、机等)部品製作 その他金属加工(曲げ・プレス・レーザー・溶接) |
電話番号 | 03-3887-5183 |
FAX番号 | 03-3849-0362 |
2.社長メッセージ
株式会社 鈴木製作所は、チャレンジをする会社です。製作が困難な製品をご依頼いただいても、まずは作ってみよう。社内で、新しい加工を思いついたと提案があれば、やってみよう。現状の設備で加工できなければ、設備を作ってしまおう。失敗しても良い、それが次回の製作に活かせるのだから。このポリシーのもと、私達は、板金加工を通じて社会に貢献し、みんなが笑顔で暮らせる世界を目標に、ものづくりに取り組んでいます。
鈴木製作所は「足立ブランド」認定企業です。
足立ブランドとは
「足立ブランド」は、区内産業の優れた製品・技術を認定し、その素晴らしさを全国にPRしネットワークを広げていくことで、区内産業のより一層の発展と足立区のイメージアップを図ることを目的に平成19年度から開始した事業です。
3.創業のきっかけとあゆみ
-創業者 鈴木正雄ー
創業者である祖父が戦争から戻ると、勤め先が戦禍で無くなってしまったため、一念発起し、昭和20年に当社を起ち上げました。戦後間もない当時は、元手が無かったため、樹脂パイプを拾い集め、丸く加工してフラフープを作ったり、空き缶を開いて板状に加工し、おもちゃを組み立てるなど、有り物を工夫して製品を製作することから始まりました。
その後、戦前に戦闘機の製造会社に勤めていた経緯から、空気銃の弾丸製造を始めると、この事業が軌道に乗り、稼いだ資金を元手に、昭和36年12月、プレス機を導入しました。しかし、その後体調を崩し、自身は40代後半で現場を離れ、経営に専念。その後、2代目に経営を引き継ぎました。
-2代目 鈴木邦司-
創業者である祖父が病床につき、当時勤めていた会社を辞職し、昭和47年に入社。昭和52年、銃刀法が規制強化され、空気銃の製造が激減、当社主力事業であった空気銃向け弾丸製造の売上もどん底の状態にまで陥りました。この状況を打開するために、会社の立て直しに尽力、プレス主体を改め、より多くの金属加工に対応できるよう、新しい機械の導入が不可欠だと感じ、さまざまな機器を導入しました。更に先代の技術力と製図能力を活かし、無電源自動販売機など、様々な自社製品の開発を精力的に行いました。これらの開発が奏功し、この時期、先代が会社史上最高の売上を更新。この売上で得た資金を元手に、会社を拡張し、木造バラックの工場から鉄骨の建物へと新社屋を建設しました。
その後も研究開発は続け、スポーツ用ソリの特許を取り、発明学会にてトップ賞を受賞しました。その後も大きな売上を残し、平成23年に退陣、実子である長男の現社長、鈴木孝昌に経営を引き継ぎました。